タロットカード 占い方

タロットカード・タロット占いについて

タロットカード-タロット占い

タロットカードの歴史はいつが発祥なのか
はっきりしたことは実は分かっていません。

 

ヨーロッパ各地を移動して生活していたジプシー民族が
絵の描かれたカードで占いをしていたものが
タロットの原型とも言われています。

 

現存するタロットカードのうちもっとも古いものは
15世紀ごろに作成されたもの言われます。

 

しかし、初めから占い用に作成されたわけではなく
遊戯用に作られたものだったようです。

 

タロット占いが世の中に広く知られるようになったのは
1970年代のニューエイジブームの頃。

 

スピリチュアリズムの台頭とともに
大流行することとなりました。

 


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タロットカードとは

トランプ

タロットカードは現在では

  • 大アルカナ22枚
  • 小アルカナ56枚
  • 合計78枚を一組

として作成されることが多いのですが
時代によっては枚数に変化があったようです。

 

大アルカナは絵柄になっていますが、
デッキ(78枚組のこと)によっては
小アルカナが数札になっていることもあります。
このことからタロットはトランプの原型だと考えられています。

 

現在手に入るタロットカード

ライダーウェイト版とマルセイユ版のどちらかを
踏襲した絵柄や解釈のものが多いです。

 

ライダーウェイト版とマルセイユ版では絵柄に振られた
番号とカードの名前が若干異なります。

 

ライダーウェイト版

マルセイユ版

 

なぜ占えるのか

タロットカードの絵柄には悪魔や死神が登場するので
これは悪魔の力を借りたものとして宗教的に排除された時代もあったようですが、
タロットカード自体に何らかの魔力があるわけではありません。

 

タロットカードを使って占いが出来る理由は次のように考えられています。

カードの絵柄とそれぞれの意味が、
占い師の潜在意識に働きかけて答えを引き出してくる

 

ですからタロット占いは誰が占っても同じ答えが出るわけではなく
占う人の習熟度がはっきりわかる占術といえます。

 

ということは…占う側がカードの意味を理解して、経験的にも占断を下す技術を磨いていくほど精度が高まっていくというイメージになるのでしょうね。これから始める人はぜひ技術を磨いていって下さいね(^ω^)/


タロットの占い方

大アルカナと小アルカナ

タロットカードは大アルカナと小アルカナに分けて使うこともできるため
占い師によっては大アルカナだけを使う人もいます。

 

78枚のフルデッキで占う場合、大アルカナが出た位置は
重要な意味を持つとされます。

 

大アルカナだけがいいのか78枚のフルデッキがいいのかは
占い師の好みによります。

 

スプレッド

カードをテーブルに並べて展開して
いくことをスプレッドといいます。

 

タロットはたくさん教本が発行されていて、さまざまなスプレッドが紹介されていますが、
時々全体の形は同じだけれど並べる順番や意味づけが異なっていることがあります。

 

どっちが正しいのか?

実はどちらでも構わないのです。
タロットはあくまで潜在意識を引き出すためのツールですから
占う人にとってやりやすい方法を採用すればOKです。

 

ただ、占うごとに順番を変えたり、それぞれの位置の意味づけを
ころころ変えるのはよくありません。

 

スプレッドごとの当たり外れはあるのか?

スプレッドは1枚だけ引くワンオラクルや30枚以上展開するもの、
占い師オリジナルのものまでありますから種類は無限にあると言ってもよいのですが、
テーマによっては不向きなスプレッドも存在します。

 

枚数が少ないと…

物事の推移を見るときは枚数が少なすぎると
細かい推移まで見ることができません。

 

枚数が多いと…

しかし、枚数が多ければいいわけでもなく、あまりにたくさん展開すると
逆にカードの意味を捉えにくくなることもあります。

 

タロットはスプレッドからいろいろな切り口で
解釈を広げていくことが可能です。

 

スピリチュアルの観点から読み解くこともできますし
現実的実際的な解釈をすることもできます。

 

展開されたカードから、今まで気づかなかった自分自身に触れることが
できるのも、タロットの大きな魅力の一つでしょう。

 

確かに、テレビなどで見かけるタロット占い師さんが並べるカード配置っていうのはそれぞれ違うなぁ…っていう疑問があって、ちょっとした流派などが絡んでるんだろうなぁ…とは思っていたのですが、ベースの考え方は潜在意識を引き出すという目的を聞いて納得ですね。

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